本日はラブリーな夫の誕生日でした、私の人生に訪れた最大の幸運、おめでとう。私たちの誕生日は2週間しか変わらないので、3歳差なのは一瞬だけれど、少しだけ近づく瞬間があるというのは、なんだかロマンチックな気がする。生まれた時の星空もほぼ変わらない、占いはいっしょの欄をみる、しかしこんなにも当たり前に違う彼といま、湖のそばでともに生きていることを心から不思議に、そして心からありがたく思う。
(こちらは私の誕生日の時の写真、野ばらの実の入ったキュートでハンサムなブーケと湖)
ここ2日ほど、自分のなかでつっかえているような、そのままだけれど渋滞しているような感覚がある、言葉なのか、行為なのかわからないけれど、明日はとりあえずアトリエを見掛け倒しでなく片付けたい。そして多分手書きで文字を書きたい気がする。
そして本を読みたい、遅読なので、フラストレーションばかりが蓄積されているような感じ。
あとは、小さく趣味を始めようとしている。これは私にとって、とても大きな出来事だ。道具を少しずつ集めようとしているけれど、すでに持っているものもある気がして、なかなか判断が進まない。たのしみなのに、ゆるりとした焦燥感がある。
誕生日あたりに、ずっと描けなかったモチーフを描いた。依頼をいただいて、ついに向き合う時がきたかと思いながら、本を眺めたりスケッチや写真を眺めて、やっと描いた。これまで何度も失敗していた作品だったのに、今回はおどろくほどにすんなりと描けた。きっと30歳になるまで、待っていてくれたのかもしれない。いまの私を、待っていてくれてありがとう、少し前に進めます、作品集を出す日には、あなたの名前を本のタイトルに入れます。
そういえば作品集もずっとやきもきして、一旦離れているけれど、どこでどうつくろうかしら。でもきっと、納得のいくかたちでそばに置けるものがつくれる気がしている。
ああ、少し、生きる意味など考えず、生きていけそうな気持ちがしてきた。
今日の夕方、彼とベランダで寝転んだ、少し肌寒く、二人でブランケットをかぶっていた。そのうちにピンクと薄紫のグラデーションがかった空に星が見え、彼が同じリズムで私を撫ぜることに、ものすごく安心した。
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